ついに、007シリーズ最新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の予告編第1号が公開されました。待ってました!早速観てみましたが、カッコいいー!最高です。本編がこれだけでも、映画館に行きます。
この予告編だけで、見どころがたくさんあるので、そこを今回は紹介していきたいと思います。映画の内容はもちろん知らないので(原作もないため)、ネタバレをすることはありません。また、本編鑑賞時の妨げにならないよう、内容を予想などもしません。気軽に読んでもらって、大丈夫です。
過去記事 「ボンド25」最新情報!新007は意外な人物に! - 映画の並木道
ここに注目
0:00~0:17 カーチェイス
冒頭から爆アガりですね。007といえば、カーチェイス。毎回、カッコいいカーチェイスのシーンが登場します。最近だと、『慰めの報酬』も迫力のカーチェイスから始まりました。
車でボンドの隣に乗っているのは、前作『スペクター』にも登場したマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)。前作のラストと繋がっているような印象もありますね。
そして、予告編ではその後にボンドが橋から落ちます。ボンドが橋から落ちると言えば、『スカイフォール』を連想せずにはいられません。『スカイフォール』では、冒頭でボンドが命綱なしで、橋から落ちます(ネタバレじゃないよ)。今回は、一応綱を握ってはいるようですが、果たしてどうやってこの状況を突破するのでしょうか?
Tomorrow… the first trailer for #NoTimeToDie #Bond25 pic.twitter.com/9Wc5CRzhO1
— James Bond (@007) December 3, 2019
0:27 M登場
ビシッとこちらを見ているのがボンドの上司M(レイフ・ファインズ)。ボンドは、Mからの指示を受けて様々なミッションに挑みます。ていうか、レイフ・ファインズって、こんなにムキムキだったっけ⁉
0:31~0:33 フェリックス・ライター登場
出ました、フェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)。『慰めの報酬』以来、12年ぶりのカムバックです。フェリックス・ライターとは、CIAに所属しているボンドの仲間であり友人です。表立って活躍するよりは、陰ながらサポートしていることが多いです。
0:37~ 新エージェント登場
今作のキーとなりそうな人物ノミ(ラシャーナ・リンチ)が出てきました。ノミは、00(ダブルオー)の称号、すなわち殺しのライセンスを持っているエージェントだそうです。殺しのライセンスとは、ボンドらがMI6から与えられている、任務のためなら人を殺しても構わないという権利です。
1:00 「ボンド、ジェームズ・ボンド」
キター!!! ほとんどすべての作品に登場する、ボンドの決め台詞です。『カジノ・ロワイヤル』での、「My name is Bond, James Bod」はシリーズ屈指の名シーン。このように、ここぞというときに言うこともあれば、セルフパロディ的に妙なタイミングで言うときもあります。今回は、後者のパターンだったりするのかな?
1:01~1:04 Q&マネーペニー登場
『スカイフォール』から確立された、ボンドを支えるMI6の面々です。Q(ベン・ウィショー)は研究開発担当、マネーペニー(ナオミ・ハリス)はMの秘書です。マネーペニーは、秘書とは言っても、以前と比べるとかなり行動的。今回は、Qの部屋が初登場するようなので、こちらも注目。
1:17~1:20 ブロフェルド登場
今回も来ました、ボンドの宿敵エルンスト・スタブロ・ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)。彼は、世界的な犯罪組織スペクターの首領です。ボンドとブロフェルドの関係については、『スペクター』で詳しく描かれています。
1:54 パロマ登場
新キャラクターのパロマ(アナ・デ・アルマス)が登場します。一応、役名だけはわかっているのですが、それ以外は不明です。彼女はボンドの敵なのか、味方なのか?
2:05 サフィン登場
今回の悪役であると発表されているサフィン(ラミ・マレック)の登場です。果たして何を企んでいるのでしょうか?
2:32 ガンバレルシークエンスもどき
予告編の最後に、ボンドがこちらに向けて銃を撃ってきます。007ファンにとっては、たまらないシーンですね。007シリーズでは、ボンドがこちらに向かって銃を撃ってくる、通称ガンバレルシークエンスというシーンが冒頭に入れられることが慣例となっています。
ただ、ダニエル・クレイグ版では、『カジノ・ロワイヤル』にはガンバレルシークエンスが存在せず、『慰めの報酬』『スカイフォール』では最後に入れられるなど、やや異例な扱いをされることが多かったです。前作『スペクター』で、やっとオープニングに戻ってきたので、今回もそのような配置になるのかな?期待です。(”もどき”というのは、輪郭が銃口になっていないとかそういうことなので、あまり気にせずに)
雪山
007シリーズで、意外と多いのが雪山でのアクションシーン。ダニエル・クレイグ版だと、『スペクター』に登場しましたが、過去には『女王陛下の007』『私を愛したスパイ』『リビング・デイライツ』『ダイ・アナザー・デイ』など、多くの作品で雪山アクションが繰り広げられています。今回もそのようなシーンは、登場するのでしょうか。
ジャマイカ
原作者イアン・フレミングが、007シリーズを主にジャマイカで執筆していたそうです。そのため、第1作の『ドクター・ノオ』や『死ぬのは奴らだ』など、映画でもジャマイカが舞台になることがしばしばあります。最近は、あまりジャマイカを舞台にすることがなかったので、久しぶりに原点に帰ってくることになります。
そして、謎の仮面が登場してきましたね。あんまりここで変な予想をして、妙な期待をさせるのは申し訳ないので、コメントは控えておきます。そもそも、何なのかわからないし。過去作にこんな仮面出てきていません。これは、本編のお楽しみです。
最新作を観る前に
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開まで、残り5か月となりました。まだ、007シリーズを観ていないよという人は、1作目から全部観ると、映画を120%楽しめると思います。ダニエル・クレイグ版では、過去作へのオマージュも多く、そういった部分も楽しむことができます。
ただ、すでに24作品ある007シリーズをすべて観るのは大変かもしれません。なので、とりあえずダニエル・クレイグ版の『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』『スカイフォール』『スペクター』の4作は観ておくと良いです。007シリーズは、一応『カジノ・ロワイヤル』で設定がリセットされているので、基本的にそれ以前の作品との繋がりはないことになっています。だから、『カジノ・ロワイヤル』から見始めても問題はありません。
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それも難しいという場合は、少なくとも『スカイフォール』と『スペクター』だけでも観ておきましょう。MI6の面々は『スカイフォール』で集結し、マドレーヌ・スワン、ブロフェルドなどは『スペクター』から引き継がれたキャラクターです。この2作だけは、絶対に観ておいた方が良いでしょう。というか、面白いので観て損をすることはありません。観て!
↓キャストやそもそも007とは?という疑問はこちら