映画の並木道

古今の映画や海外ドラマについて紹介しています。ネタバレは基本的になく、ネタバレするときは事前にその旨を記しています。

映画ブログと著作権ーセーフ編ー

 前の記事では、特に映画ブログにおいて、著作権的にやってはいけないことをまとまていきました。

 

 

 ここまでダメダメ言われると、もう何もできないんじゃないかとも思ってしまいますが、ちゃんと著作権を守った上でも使える画像はちゃんとあります。今回は、著作権を侵害しないかたちで、利用できる画像を示していきます。

 

 

1.自作の画像

 自分で作ったり描いたりしたものの著作権は、当然自分にあるので、自由に使ってください。映画ブログの中には、映画をイメージして、手書きしたイラストを用いているものがありますが、これは〇。基本的には、問題ありません。

 

 ただし、映画の一場面などをトレースして、そっくりそのまま描いている場合は著作権違反になる可能性もあります(※1)。映画の画像を見て、それっぽく描くというのがおすすめ。グッズにして販売をするなどの商用利用をすると、問題になることもありますが、ブログやTwitterに載せるぐらいなら、まず大丈夫でしょう。

 

2.フリー素材

 こちらも、最も安全な方法の一つとされています。フリー素材とは、著作権を捨てた画像のことなので、自由に利用することができます。代表的なものだと、「いらすとや」や「ぱくたそ」、「Pixabay」などのサイトがあります。ただし、著作者の明記などのルールがある場合もあるので、利用する際は、一度はそのサイトの利用規約を読んでおきましょう。

 

 とはいうものの、一つ気を付けなければいけないことがあります。著作権が大丈夫でも、肖像権はダメかもしれないということです(※2)。「ぱくたそ」については、ちゃんとモデルの方からも許可を取っているようなので、そのあたりは心配ありません(※3)。しかし、「Pixabay」については、そのあたりが明確ではありません。

 

  Pixabayは画像の量が圧倒的に多いので、私はよく利用するのですが、肖像権のことを考えて、人物の写った写真は使っていません。そもそも、映画ブログで、映画の登場人物でもない人の写った画像を使うこと自体に、少し違和感がありますからね。

 

3.Wikipediaの画像

 実は、Wikipediaの画像は、ブログなどで使用することが可能です。これは、Wikipediaの画像が、基本的にクリエイティブ・コモンズになっているからです。クリエイティブ・コモンズの詳しい説明は(※4)にありますが、要はルールをちゃんと守れば、使っても良いよということです。

 

 クリエイティブ・コモンズで使用できる範囲については、画像によって異なるのですが、非営利・改変禁止・クレジット表記・ライセンスの継承の4つを守れば、どの画像も大体大丈夫です。

 

 非営利・改変禁止についてはわかると思うので、説明を割愛します。クレジット表記とは、作者や作品のタイトルをちゃんと示しましょうということです。ライセンスの継承とは、自分のブログでその画像を使ったからって、勝手にフリー素材とかにするなよという感じです。

 

 実際には、Wikipediaでは、それほど面倒なことをしなくても、これらの問題を解消できます。以下に画像の利用方法を簡単に示します。

 

Wikipediaで使用したい画像を探し、その画像をクリック

・右下の「詳細」というところをクリック

・すると、Wikipedia Commonsのファイルページに移るので、ここでその画像がクリエイティブ・コモンズであることを確認(CCマークがあれば可、CCマークに斜線の場合はそもそも著作権を放棄しているかもしれません)

・「Use This File」をクリックして、出てきたHTMLをコピーし、ブログ等に貼り付ける

 

 こうすると、貼られた画像自体がWikipediaの該当ページへのリンクになっているので、問題ないそうです。実際に、貼り付けた画像をクリックして、Wikipediaのページに行くことを確認すると良いでしょう。

 

 なお、画像をダウンロードして貼り付ける場合は、クレジット等を別記した上で、掲載してください。(※5)。

 

4.クリエイティブ・コモンズの画像

 さきほど説明した通り、クリエイティブ・コモンズの画像はルールを守れば使用することができます。クリエイティブ・コモンズの画像がたくさんあるのが、「flickr」というサイトになります。

 

 ここの画像を利用する方法も大体Wikipediaの場合と同じなのですが、(※6)のページに詳しく書いてあるので、参考にしてください。この方法を用いるならば、クレジットの表記などを改めてする必要はありません。

 

 他にも、クリエイティブ・コモンズを扱っているサイトは多数あるのですが、いちいち色んなところで探すのは大変です。そこで、使ってほしいのがGoogleの画像検索にある、「オプション検索」の機能です。以下に利用方法を示します。

 

Googleで画像検索のページに行く

・検索窓の下の「設定」をクリック

・「検索オプション」をクリック

・「ライセンス」の項目を、「ライセンスでフィルタリングしない」から「自由に使用または共有できる」に変更

・その下の「詳細検索」をクリック

 

 こうして出てきた画像は、基本的にクリエイティブ・コモンズやフリー素材などになります。この中から、好きな画像を選び、改めて該当ページでライセンスを確認してから、ルールに則って使用すると良いです。

 

5.TwitterInstagramYouTubeの埋め込み

 SNSの埋め込みは、著作権的に完全にセーフです。これは、Twitterでは(※7)、Instagramでは(※8)などに示されている通りです。埋め込みとは、簡単に言うと画像付きのリンクみたいなものであり、当然リンクには著作権問題はないので、安全です。

 

 Twitterを埋め込むときは、ツイートの右上にある「\/」みたいなマークをクリックすると、「ツイートを埋め込む」という項目が出てくるので、ここを押し、出てきたHTMLをコピーして使ってください。Instagramでは、投稿の右上の「…」をクリックして、「埋め込み」を押し、出てきたHTMLをコピーしてください。YouTubeは、「共有」で出てきたURLをコピーして貼り付ければ、大丈夫だと思います。(はてなブログの場合は、いくらか楽な方法もあるそうです)

 

 気を付けたいのは、埋め込む投稿は公式のところのものを使うようにすることです。投稿自体が著作権違反なものは山ほどあるので、公式でないものを使うのはやめましょう。

 

 

 ここまで、著作権的にセーフなものを見てきました。これらの画像を使えば、まず著作権で問題になることはないでしょう。 次の記事では、こういった画像を効果的に使う方法を見ていきます。

 

 

 

参考文献

※1:https://www.bengo4.com/c_23/b_710920/

※2:https://best-legal.jp/copyright-quotation-4942

※3:ぱくたそ https://www.pakutaso.com/model.html

※4:クリエイティブ・コモンズ・ジャパン https://creativecommons.jp/licenses/

※5:ウィキペディア二次利用するhttps://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%9A%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%92%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B

※6:http://flickr.no-tsukaikata.com/photo_riyou/website_riyou/

※7:Twitterサービス利用規約 https://twitter.com/ja/tos

※8:Instagram利用規約 https://ja-jp.facebook.com/help/instagram/478745558852511